ジェネリック医薬品とは?

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医薬品とジェネリック医薬品

医薬品は、病院や診療所で医師・歯科医師の診察を受けて処方される「医療用医薬品」と、薬局・薬店で薬剤師や登録販売者のアドバイスを受け、自分で購入する「一般用医薬品」の2種類に分けられます。

さらに、医療用医薬品は、「先発医薬品」と「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」に分けられます。また、一般用医薬品は、使用に注意を要する度合い(リスク)により、「第1類医薬品」、「第2類医薬品」、「第3類医薬品」に分類されます。

ジェネリック医薬品とは

先発医薬品の特許が切れた後に製造・販売される医療用医薬品で、先発医薬品と同じ有効成分を同一量含み、効能・効果は原則的に同じです。
また製品によっては、服用しやすいように大きさや味・香りなどを改良したジェネリック医薬品もあります。

ジェネリック医薬品へのよくある質問

「ジェネリック医薬品」の効き目や安全性は、大丈夫なの?
ジェネリック医薬品は、これまで効き目や安全性が実証されてきた先発医薬品と同等であることを厚生労働省が審査した上で、製造・販売が許可されています。
ジェネリック医薬品の効能・効果は、先発医薬品と原則的に同じですが、対象となっている病気の範囲が一部異なっている場合もありますので、医師・歯科医師・薬剤師に相談してください。
先発医薬品と全く同じものなの?
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含みますが、使用される着色料や添加剤は異なる場合があります。この着色料や添加剤の違いによって、色や大きさ・味などが異なることもありますが、効き目に影響を与える有効成分が溶け出す時間は、先発医薬品と同等であることが確認されています。

なお、着色料や添加剤の違いにより、先発医薬品と異なった作用などが生じることもまれにありますので、このような場合は、医師・歯科医師・薬剤師に相談してください。